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「完成品より安い」はウソ?初心者に知ってほしい自作PCのメリット6つ

自作PCのメリット

自作PCを組み立てたいと思ったら、完成品のパソコンを買うのとくらべてどんなメリットがあるのか気になりますよね。

自作PCはお金がかかるので、家族に理解してもらうためにもメリットを知っておくことは欠かせません

そこでこの記事では、完成品のPCとくらべた自作PCのメリット・デメリットをくわしく解説します。

この記事を読めば、自作PCを組むべきか完成品を選ぶべきかがよくわかりますよ!

私は2年ほど前に初めてのデスクトップPCをいきなり自作しましたが、いままで1度も後悔したことはありません。

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自作PCのメリット

自作PCのメリットはこんな感じです。

自作PCのメリット

  • 性能アップさせるときパーツを流用できる
  • うまく作れば完成品より安い
  • 見た目を自由にカスタマイズできる
  • パーツのメーカーを自由に選べる
  • PCのトラブルに強くなる
  • PCに詳しくなりすぎる

ここには書いていないですが、私にとってはパーツ選びと組み立てが楽しいところもメリットですね。まあそもそもパーツ選びが楽しくないなら完成品買えって話ですが。

それぞれくわしく解説していきます。

性能アップするときにパーツを流用できる

自作PCの大きなメリットは、組み立ててから数年たって性能が足りなくなったときにもう一つパソコンを買う必要がないことです。

性能を決めるパーツ(マザーボード、CPU、メモリ、グラボ)を交換すれば、性能を何十倍にもアップできますよ。

Intel core i5 10400F

完成品のパソコンを買った場合、アップグレードするとしてもケースが小さかったりして取り付けれるパーツに制限があります。

その点自作PCは大きめのケースを買っておけば、中身を入れかえながら長く使えるので気軽に性能アップできますね。

私も今使っている自作PCは

  • ケース
  • 電源ユニット
  • ファン
  • HDD
  • SSD
  • グラボ

を流用しているので、ぜんぶそろえると10万円以上するスペックのPCを4万5000円ほどで手に入れられました。

うまく作れば完成品より安い

自作PCはうまく作れば完成品を買うより安くなります。組み立てを自分でやるので当然といえば当然ですが(笑)

ただ、初心者の方が安く作るのはあまりオススメしません。安いパーツは基本的に不親切で、玄人向けなんですよね。

なので正しくは「(慣れてる人や家に余ったパーツが転がっている人が)自作PCを組むと完成品より安く作れる」です。

たとえば安いケースは説明書がついていなくてどこに何を取り付けたらいいのか迷ったり、ネジ穴がずれていてマザーボードをうまく固定できなかったりします。

さらに安く作ろうと思うと中古パーツを使うことになるので

  • どんな環境で使われていたのかわからない
  • 1か月で故障するかもしれない(保証は基本1週間)
  • サポートがない

と、うまく動かなかったときのリスクがめちゃくちゃ高いです。

私は初めての自作PCで安さを求めすぎたので、長く使えないパソコンができあがってしまいました。作ってから2年後に、中古で買ったメモリが急に故障したんです。

でも2年間は使えたので、数年でアップグレードする前提なら安く組んでみるのもアリかもしれません。

最初から高額なパーツを買って壊してしまうのが怖いなら、中古パーツで練習してみるのもオススメです。

見た目を自由にカスタマイズできる

自作PCの最大のメリットは、自分好みの世界に一つだけしかないパソコンを組み立てられることです。

たとえばこんなやつ↓

こんなに白で統一されたパソコンなんて、地球上のどこを探しても売ってませんよね。ほかにもわざとサビサビ感がある塗装をしたり、赤と黒でかっこよさを追求したり。

まさに100人いれば100通りのPCができる、それが自作PCです。

パーツのメーカーを自由に選べる

自作PCの意外なメリットは、使うパーツのメーカーを自由に選べること。

たとえばグラボは、同じチップ(RTX 3070TIなど)を搭載していても、メーカーが違うとデザインやファンの性能がガラッと変わってきます

完成品のPCだと中に入っているパーツのメーカーなんて選べないので、「Zotac製のグラボかっこいい」「ASRock製の光るマザーボードを使いたい」などのこだわりがあるなら自作PC一択ですね。

最小構成で動作確認

私はGTX1650の中でいちばん安かったからという理由で今使っているグラボを選んだのですが、もっとデザインやファンの性能を気にして選べばよかったとちょっと後悔しています。

PCのトラブルに強くなる

自作PCをやっていると、けっこうトラブルが発生します。

自作PCのトラブル

  • メモリの接触不良で起動しない
  • 電源ユニットが劣化して負荷をかけると電源が落ちる
  • CPUグリスが乾いてCPUがアツアツになる

もちろんサポートセンターはないので、自分で原因を切り分けていくしかありません。

でも何回もトラブルを経験すると、「この症状ならここらへんが悪いのかも」となんとなくわかるようになるので多少のトラブルには動じなくなります

さらに組み立てるときにパソコンの仕組みも多少わかるので、ノートPCが起動せず真っ黒な画面に英語が表示されていたとしても、起動ドライブ(Windowsが入っているストレージ)かWindowsの問題だろうな……とわかるわけですね。

この能力はけっこう便利で、私も家族のノートPCが故障したときにSSDを交換して復活させたことがあります。

PCに詳しくなりすぎる

自作PCを組み立てようと思うと、自然とCPUなどのパーツの種類や規格が頭に入ってしまうので、PCに詳しくなりすぎます。

興味がない人ならRyzenという言葉を聞いたことがあるくらいですが、自作PCを組むとRyzenにもRyzen3やRyzen5などのグレードがあることがわかりますね。

私はもともとRyzenすら知りませんでしたが、自作PCを組んでからはCPUの型番を見ると反射的にだいたいの性能がわかってしまう体になってしまいました(笑)

Ryzen cpu型番

ほかにもパーツの役割や性能の目安など、日常では使わないような知識が勝手に身につきます。なので「パソコンに詳しい人」という印象を持たれることが多いですね。

ただ詳しくなりすぎると他人を見下してしまいがちなので、知識マウント自慢はほどほどにしておきましょう。

Ryzenの型番の見方はこちらの記事で解説していますよ!

>>>【2021最新】AMD Ryzenの型番の読み方をやさしく図解

自作PCのデメリット

自作PCのデメリットはこんな感じです。

自作PCのデメリット

  • 動かなくても自己責任
  • パーツ選びが難しい
  • 基本デカいので場所をとる
  • こだわると無限にお金が消えていく
  • 金銭感覚がバグる

手厚いサポートがある完成品のPCとちがい、動かなくても自己責任なのでもしトラブったときに自分で修理しないといけないのがいちばんのデメリットかもしれません。

ただ私の場合は、

がーと
がーと

壊れてたら新しいパーツ買えるぞ!!

と逆にテンション上がります(笑)

それではくわしく解説していきます。

動かなくても自己責任

自作PCと完成品PCのいちばんの違いは、動かなかったときの対応です。

完成品PCなら購入した店舗に連絡すればいいだけですが、自作PCの場合は自力で解決するしかありません。

トラブルの解決手順

  • 原因を特定する
  • パーツを購入
  • 取り付け
サナ
サナ

案外簡単そうだけど……

がーと
がーと

ぜんぜん簡単じゃないですよ

このパーツが原因かな?と思って新しく購入したら実はまったく別のパーツが故障していたり、何が原因なのかよくわからなかったり……と、動かなかった場合はめちゃくちゃお金と時間をとられます。

なので動かなかったときに原因を探るのが楽しい方じゃないと、苦痛な作業が増えるだけですね。それなら少し余分にお金を払ってサポート付きの完成品を買ったほうが幸せになれます。

自作PCが起動しないときはこちらの記事をどうぞ。

>>>自作PCが起動しないときにチェックしたい10個のポイント

パーツ選びが難しい

「自作PCはパーツ選びが終わったら8割完成」という格言があるように(ないです)、パーツ選びはめちゃくちゃ難しいです。

たとえばCPU。同じIntel製のCPUでも、世代(発売年)が違うと対応しているマザーボードが違うので、最新のCPUと古いマザーボードを買ってしまうとそもそも取り付けられません

しかもパーツ側の不具合ではないので、返品や交換も基本的にはできないです。

間違えないか心配なら、パソコン工房のように少し多くお金を出せば取り付けられなかったら返品OKになるショップで購入するといいですね。

>>>パソコン工房

基本デカいので場所をとる

自作PCのケースは基本的にデカいです。

サナ
サナ

小さいケースで組めばいいじゃん!

がーと
がーと

小さいケースは失敗しやすいのでおすすめしません

Mini-ITXという小さいケースの規格があるんですが、だいたいのマザーボードやグラボが入らないので上級者向けです。

しかも基本的に小さいパーツは高価で、同じ性能のPCを作るならデカいケースのほうが安くなります。

あえて小さいケースで組み立てたいなら、ベアボーンキット(マザーボードとケースがセットになっているキット)を使うといいですね。

グラボは搭載できませんが、使うCPUによっては軽いゲームならプレイできます

人気なのはAsRock Desk Miniですね。

AMD Ryzen4000シリーズと組み合わせるとけっこう使えるPCになります。

こだわると無限にお金が消えていく

PCパーツは全体的に価格が高いので、「新発売のグラボを使いたいな」とか「もっと綺麗に光らせられないかな」とこだわり始めると、無限にお金が消えていきます。いやガチで。

現在ゲーム用でいちばん性能が良いグラフィックボードはRTX3090ですが、コイツなんと30万円ですよ(笑)

ホントに油断するとすぐ散財してしまうので、生活に影響が出ない範囲でパーツを買いましょう。

金銭感覚がバグる

先ほども言いましたが、最上位のグラボが何十万もするので自作PCをやっていると確実に金銭感覚がバグります。

私は2021年2月にメカニカルキーボード「XPG SUMMONER」を約8,000円で買ったとき、「安っ!」って思っちゃいました。

XPG SUMMONERをレビュー・評価

たしかにコスパを考えると安いんですが、それ以上に無意識にPCパーツとくらべて安いと思ってしまったた自分が怖かったですね。

自作PCのメリットまとめ

今回は自作PCのメリットとデメリットをくわしく解説しました。

自作PCのメリット

  • 性能アップさせるときパーツを流用できる
  • うまく作れば完成品より安い
  • 見た目を自由にカスタマイズできる
  • パーツのメーカーを自由に選べる
  • PCのトラブルに強くなる
  • PCに詳しくなりすぎる

自作PCのデメリット

  • 動かなくても自己責任
  • パーツ選びが難しい
  • 基本デカいので場所をとる
  • こだわると無限にお金が消えていく
  • 金銭感覚がバグる

メリットとデメリットを見て自分にはメリットのほうが大きいなと思った方は、ぜひ自作PCにチャレンジしてみてください!

こちらの記事もどうぞ。

>>>初心者は今すぐ読め!自作パソコンの疑問をQ&Aで解決します

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