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すぐわかる!Intel(インテル)製CPUの型番の見方を解説

intelの型番の読み方を解説

Intel製CPUの

  • core i3 13100
  • core i5 14600K
  • core i9 1490KS

みたいな型番って、滅茶苦茶ややこしいですよね。

サナ
サナ

数字と英語だらけで意味不明!

この意味不明な文字列にもちゃんと意味があって、型番はCPUの世代や性能ランクなどを表しているんです。それぞれが表す意味をまとめると下の画像のようになります。

intelcpu型番

なので型番の見方を知れば、チラッと見ただけでだいたいの性能を知ることができますよ。

CeleronとPentiumは型番の見方が違う

※intel CPUの型番の見方は、「core(コア)シリーズ」と「Cerelon(セレロン)やPentium(ペンティアム)」でまったく違います。ただし、CerelonとPentiumはそもそも選ぶことが少ないですし、型番に法則性がないのでこの記事では扱いません。

次世代のCore Ultraシリーズも法則が変わる

2024年10月に発表されるといわれているIntelの次世代CPU「Core Ultraシリーズ」も、型番の法則が変わります。詳しくは、Core Ultaシリーズの型番についての項目をごらんください。

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intel CPUの型番の見方をやさしく図解

intel CPUの型番には、ざっとこのような意味があります。

intelcpu型番

この記事では、「core i5 9600K」を例に説明しますね。

この型番の読み方は、

コア アイ ファイブ 9600 K

です。

それぞれくわしく見ていきましょう。

1、ブランド名「Core」

この部分は、ブランド名(この例では「Core」)を表しています。

intelは、Coreの他にも

  • Celeron
  • Pentium

などのブランドがあるので、区別をつけるために”Core”と書いてあるわけですね。

ビールに例えてみると

  • アサヒビール(会社) → Intel
  • アサヒスーパードライ(製品) → Core

という感じです。

サナ
サナ

ここがCoreならCore ブランドってことか

2、シリーズ名「i5」

この例で「i5」とかかれている部分が、CPUのシリーズ名です。

シリーズ名によって性能が変わるので、性能ランクとも言えますね。

サナ
サナ

「Core i7」は聞いたことあるな

性能が高い順にならべると、こんな感じになりますね。

Core i シリーズの性能

Core i9 > Core i7 > Core i5 > Core i3

※Pentium・Celeronは、core i3より性能が低い

ただ、デスクトップ用のCPUとノートPC用のCPUでは、性能ランクが同じでも性能が全然ちがったりするのでご注意を。

例えば、ノートPC用のCore i5はデスクトップPC用のCore i3くらいの性能しかありません。

サナ
サナ

シリーズ名の数字が大きいほうが、性能が高いってことか。簡単だな!

3、プロセッサー・ナンバー「9600」

プロセッサー・ナンバーも、シリーズ名の数字と同じく大きいほど性能が高いです。プロセッサー・ナンバー

先頭の青色のぶぶんは、そのCPUの世代を表しています。

世代というのは、そのCPUが作られた年代のようなものです。とうぜん、新しいほうが技術が進歩しているため性能が高いですね。

世代の見分け方は以下のとおりです。

世代の見分け方

  • 第1世代は3ケタ(例:core i7 870など)
  • 第9世代までは先頭の1ケタ  (例:core i5 9XXX)
  • 第10世代からは先頭の2ケタ (例:core i5 10XXX)

以前までは数字の先頭を見れば世代がわかりましたが、第10世代のCPUが発売されてからは、

  • 3ケタ:第1世代
  • 4ケタ:先頭の数字1ケタを見る
  • 5ケタ:先頭の数字2ケタを見る

と少しややこしくなってしまいました。

4、用途など「K」

一番うしろにくっついているアルファベットは、CPUの用途などをあらわしています。

代表的なものはこんな感じですね。

  • 無印(アルファベットなし):ふつうのCPU
  • K:オーバークロック可能
  • F:内蔵グラフィックなし
  • KF:KとFの合体版
  • KS:Special Edition 1◯900Kより強い
  • U :省電力
  • T:省電力
  • XE:超ハイエンド
  • X:高性能
  • Y:超省電力
  • G#(Gの後に数字):「G7」高性能グラフィック 「G4」中性能グラフィック 「G1」低性能グラフィック。ノートPCむけのIce lakeで使われている
  • H:GPU強化
  • HK:ノートPC向けのGPU強化版
  • HQ:ノートPC向け高性能版
  • G:GPU特化
サナ
サナ

多い……多すぎるッ!

めったに見ないタイプも多いので、実用的にはこれくらい知っていれば大丈夫です。

知っておくと便利なCPUのタイプ

  • K(オーバークロック可能)
  • F(内蔵GPUなし)
  • KS(Special Edition 1◯900Kより強い)
  • U(省電力)
  • Y(超省電力)
  • H(GPU強化)
  • G7/G4/G1

ぶっちゃけ自作PCだけなら、KとFとKSの3つを知ってれば十分だと思いますよ。

最新のCore Ultra 200 シリーズは読み方が通用しない

2024年10月に発表されるといわれている「Core Ultra 200 シリーズ」からは、型番の表記がまったく違う法則になります。

現時点で確かなことは判明していませんが、今のところ

  • Core Ultra 9 285K
  • Core Ultra 9 275
  • Core Ultra 7 265K
  • Core Ultra 7 255
  • Core Ultra 5 245K 
  • Core Ultra 5 240

のような表記になる可能性が高いです。

参考:Intel Arrow Lake-S世代『Core Ultra 200』の一部モデルの型番判明。従来よりもカオスに?

Core Ultraの後の数字が今でいうグレードで、3ケタの数字の先頭はシリーズを表しているようですね。続く2つはそのCPU固有の番号だと思いますが、今のところ法則がよくわかりません。なんでCore Ultra 5 240だけ0で終わるのか……

情報が判明したらもう少し詳しい見方をまとめようと思います。

Intel製CPUの型番の見方まとめ

今回の記事では、intel core ブランドCPUの型番の見方を紹介しました。

intelcpu型番

CPUの型番を見て性能がだいたいわかるようになれば、メ〇カリで

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(core i7 870)

とか書いてあっても騙されませんね。

サナ
サナ

よ~し、脱情弱するために覚えるぞ!

がーと
がーと

さすがにこんなのは無いと思いますが……

自作PCを組みたいなら、こちらの記事もおすすめですよ!

>>>【保存版】初心者向け自作PCの作り方まとめ!トラブルの対処法まで完全解説

COMMENT

  1.  んg より:

    メルカスはよくない

    • がーと がーと より:

      ですです。最近だと古いノートPCのエンブレムシールを最新世代に貼りかえて売ってたりしますし。

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