Intel製CPUの
- corei3 4150
- corei3 4100U
- corei5 9600K
みたいな型番って、滅茶苦茶ややこしいですよね。

数字と英語だらけで意味不明!

型番にもちゃんと意味があるんですよ
結論から言うと、型番はCPUの世代や性能ランクなどを表しています

なので型番の見方を知れば、チラッと見ただけでだいたいの性能を知ることができますよ。
この記事では、自作経験のあるわたし「がーと」が、intel coreシリーズの型番の見方をていねいに解説していきます。
intel CPUの型番の見方をやさしく図解
intel CPUの型番には、ざっとこのような意味があります。


この記事では、「core i5 9600K」を例に説明しますね
この型番の読み方は、
コア アイ ファイブ 9600 K
です。
それぞれくわしく見ていきましょう。
1、ブランド名「Core」
この部分は、ブランド名(この例では「Core」)を表しています。
intelは、Coreの他にも
- Celeron
- Pentium
などのブランドがあるので、区別をつけるために”Core”と書いてあるわけですね。
ビールに例えてみると
- アサヒビール(会社) → Intel
- アサヒスーパードライ(製品) → Core
という感じです。

ここがCoreならCore ブランドだよ、ということ
2、シリーズ名「i5」
この例で「i5」とかかれている部分が、CPUのシリーズ名です。
シリーズ名によって性能が変わるので、性能ランクとも言えますね。

「Core i7」は聞いたことがあるな
性能が高い順にならべると、こんな感じになりますね。
※Pentium・Celeronは、core i3より性能が低い
ただ、デスクトップ用のCPUとノートPC用のCPUでは、性能ランクが同じでも性能が全然ちがったりするのでご注意を。
例えば、ノートPC用のCore i5はデスクトップPC用のCore i3くらいの性能しかありません。

シリーズ名の数字が大きいほうが性能が高い、ということですね
3、プロセッサー・ナンバー「9600」
プロセッサー・ナンバーは、数字が大きいほど性能が高いです。
先頭の青色のぶぶんは、そのCPUの世代を表しています。
世代というのは、そのCPUが作られた年代のようなものです。とうぜん、新しいほうが技術が進歩しているため性能が高いですね。
世代の見分け方は以下のとおりです。
以前までは数字の先頭を見れば世代がわかりましたが、第10世代のCPUが発売されてからは、
- 3ケタ:第1世代
- 4ケタ:先頭の数字1ケタを見る
- 5ケタ:先頭の数字2ケタを見る
と少しややこしくなってしまいました。
4、用途など「K」
一番うしろにくっついているアルファベットは、CPUの用途などをあらわしています。
代表的なものはこんな感じですね。
- 無印(アルファベットなし):ふつうのCPU
- K:オーバークロック可能
- F:内蔵グラフィックなし
- KF:KとFの合体版
- U :省電力
- T:省電力
- XE:超ハイエンド
- X:高性能
- Y:超省電力
- G#(Gの後に数字):「G7」高性能グラフィック 「G4」中性能グラフィック 「G1」低性能グラフィック。ノートPCむけのIce lakeで使われている
- H:GPU強化
- HK:ノートPC向けのGPU強化版
- HQ:ノートPC向け高性能版
- G:GPU特化

多い……多すぎるッ!

実は、めったに見ないものも多いです
なので、これくらい知っていれば大丈夫ですね。

自作するなら、「K」と「F」だけ知ってればOK!
Intel製CPUの型番の見方まとめ
今回の記事では、intel core ブランドCPUの型番の見方を紹介しました。

CPUの型番を見て性能がだいたいわかるようになれば、メ〇カリで
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(core i7 870)
とか書いてあっても騙されませんね。

よ~し、脱情弱するために覚えるぞ!

さすがにこんなのは無いと思いますが……
自作PCを組みたいなら、こちらの記事もおすすめですよ!
COMMENT
メルカスはよくない
ですです。最近だと古いノートPCのエンブレムシールを最新世代に貼りかえて売ってたりしますし。