PCマニアの皆さんなら、不要なPC・古くてもう使わないであろうPCパーツが部屋(もしくは押し入れ)に転がっていることも多いはず。
わたしも、2002年発売のDynabookがながらく部屋に鎮座している状態でした。OSはなんとWindowsXPです。
先日(2020年8月17日)、さすがにもう使うこともないだろうと思い切って処分しました。
そのときふとメモリを見てみると、なんとDDR無印の容量256MB!
今ではDDR4が最新ですし、容量は4GB(約4000MB)でも少ないくらいなので、もはや骨董品レベルのメモリですね。
捨てるのももったいないし、なにかに使えないかな……
と思っていたら、「BTOパソコン.jp」の記事でメモリをキーホルダーにしていた記憶が。
せっかくなので、この古いメモリをキーホルダーにしてみよう、と思い立ちました。
というわけで、この記事では押し入れで眠っているメモリをキーホルダーにする方法を解説します。
この記事を読めば、メモリなどのPCパーツをキーホルダー化して「イタいやつ……」という目で見られるまでの手順がすべてわかります(笑)
メモリなどのPCパーツをキーホルダーにしちゃう方法
用意するものはこちら。
- 工作マット(木材でも良し)
- キリ(太めの3つ目ギリだとスムーズ)
- 不要なメモリ(ノート用がおすすめ)
- ボールチェーン
- シールはがし液
きりで穴をあけるので、そのままやるとメモリを貫通して机にも穴があいてしまいます。
工作マットは必須ですね。
言うまでもありませんが、穴をあけると使えなくなるので不要なメモリを使いましょう。デスクトップ用のではサイズが大きすぎるので、ノート用のメモリ(SO-DIMM)がおすすめです。
キーホルダーにする大まかな手順はこんな感じです。
- シールをはがす
- キリで穴をあける
- ボールチェーンを通す
穴を開ければ何でもキーホルダーだ!
……
くわしく解説していきます。
シールをはがす
ほとんどのメモリには、容量や種類が書かれたシールがはられています。
このままキーホルダーにするとかっこ悪いのではがしてしまいましょう。
このシールは全然しつこくなくて楽にはがせましたが、なかなかはがれないときはシールはがし液を使うといいかもしれません。
Cleaner30 MINI ▼ ▼ ▼
このメモリは、シールをはがした後のネバネバが残らなかったのでラッキー。
キリで穴をあける
ここがいちばんキーホルダー作りっぽい工程です(笑)
工作マットを敷き忘れないようにご注意ください。
メモリにはもとから穴があいてるじゃん!
小さすぎてボールチェーンが通らないので、新しく穴をあけます
メモリの横面(短いほう)のど真ん中くらいにキリを突き立てます。
そして、力を入れすぎずに錐揉み。力を入れすぎるとケガのもとです。
始めてから1分ほどの間はぜんぜん進みませんが、根気よく続けているととつぜん「ぷすっ」と貫通しますよ。
貫通したら、ボールチェーンが入るくらいまでグリグリと穴を広げていきます。
最初にさしたほうと反対側からもグリグリするときれいな穴になりますね。
基盤独特のにおいがします……
穴をあけるとメモリ基盤の粉がけっこう出るので、ゴミ箱を近くに持ってきたほうがいいかもしれません。
ボールチェーンを通す
穴がじゅうぶん大きくなったら、ボールチェーンを通します。
今回は、PUMAの靴を買ったときについてきた、何に使うのかわからないもののボールチェーンを使います。
ボールチェーンがなかったら、キーホルダー用のヒモを使うといいですよ!
キーホルダー用の紐のほうがおしゃれだしね
(グサッ)
カニカン付きストラップパーツ ▼ ▼ ▼
メモリキーホルダー完成!
紐をつけただけですがメモリが立派なストラップになりました。
せっかくなのでペンケースにつけてみましょう。
こ、個性的だね……
PC愛がビシバシ伝わってきますね(笑)
もっとおしゃれにしたいなら、キーホルダー用の紐を使うのがおすすめです。
それでもじゅうぶんイタいですが……
メモリキーホルダーをつけている方は同志だ:まとめ
今回の記事では、押し入れで眠っているメモリをキーホルダーにする方法を解説しました。
あ、言わんとすることはわかりますよ。
「こんなのどこにつけるんだ?」という声が画面から聞こえてきそうなくらい。
たしかに、このキーホルダーを家の鍵やポーチに付けているとちょっと引かれるかもしれません。(ちょっとどころじゃないかも)
でも、このキーホルダーを付けるかどうかであなたの自作PC信仰心が試されているのだ!(←そんなわけない)
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