デスクの奥行きがせまいと、仕事や勉強がぜんぜんはかどりませんよね。
買った机の奥行きが案外せまくて
- 画面が近すぎて目が疲れる……
- キーボードが近すぎてタイピングしにくい……
- ノートを広げられなくて不便……
と悩んでいる方も多いと思います。
思い切って買いかえようかな……
諦めるのはまだ早いです!
デスクがせまいなら、「自分で広くする」という手があります。いわゆるDIY(Do It Yourself)ってヤツですね。
わたしも、PCをしょっちゅう使うようになってから、デスクがせまくて困っていました。
でも、新しい机を買うと今使っている机を捨てる必要があってめんどう……と、なかなか買いかえる決心がてきなかったので、自分で拡張してみることに。
使い心地がどうなるか心配でしたが、実際に拡張してみるとノートを広げながらタイピングできるようになって、めちゃくちゃ作業効率が上がりました!
そこで今回の記事では、机がせまくて困っていたわたし「がーと」が、木製デスクを自分で拡張する手順をやさしく解説していきます。
この記事を読めば、せまい机と永遠におさらばできますよ!
狭い机を広げるための材料と準備するもの
机を拡張するために必要な材料は
- 木ネジ(直径4mm):20個
- 角材(80cm):1本
- 2×4(ツーバイフォー)サポート:2枚
- 天板用の木材:1枚
の4つですね。
デスクの大きさにもよりますが、だいたい総額2,500円くらいでそろうと思います。
ちなみに、わたしはぜんぶの材料を近くのコメリで買いました。
ネットで買う場合、天板用の木材はこれが良さそうですね。
カラーもいろいろ選べるので便利です。わたしもネットで買えばよかった(笑)
無垢材(接着剤が使われていない板)にこだわるならこちら。
少しお高いですが、手触りや質感がいいのでワンランク上のデスクに仕上がります。
ところで「ツーバイサポート」って何?
木と木をつなぎ合わせる鉄板です
上の写真でいうと、中央にうつっている黒い板ですね。
この商品はめちゃくちゃ頑丈で、造りもしっかりしているためかなり信頼性が高いんです。
さらに、黒いのでデザイン性も兼ねそなえているという万能ぶり。
わたしは近所のコメリでぐうぜん見つけて、一目惚れしました(笑)
「2×4材専用」と書いてありますが、このタイプなら鉄の板のようなものなのでどんな木材にも使えます。
工具などは
- 紙ヤスリ(ドレッサー)
- のこぎり(電ノコを推奨)
- プラスドライバー
- 巻き尺
- ものさし
- キリ
があれば、快適に作業できますよ。
DIY(日曜大工)をやる方なら、たいてい作業部屋にすっ転がっていそうなものばかりです。
木製のPCデスクをDIYで拡張する手順
デスクを広くする手順は、ざっとこんな感じです。
- 木材をカット&ヤスリがけする
- デスクの天板・拡張する天板に2×4サポートの取りつけ穴を開ける
- 天板を取り付ける
- 補強の角材を取り付ける
くわしく見ていきましょう。
ちなみに、ホントは恥ずかしいから見せたくないんですがわたしが拡張したデスクのビフォーアフターはこちら!!!!
どちらにしても、自慢できるようなデスクじゃないな……
まったくだ!
他人に言われるとムカつきます( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
1、天板にする木材をカット・ヤスリがけする
まず、天板に使う木材と補強用の角材をのこぎりで切ります。
「天板」というのは、デスクの上になる板のことですね。
わたしが買った板は机の幅とほぼ同じでしたが、少し長いのが気になってカットすることに。
でも、電動ノコギリを出すのが面倒だったので手動のこぎりで切った結果、こんなにガタガタになってしまいました……
切る部分が短すぎるとガタガタになるので、面倒でも電ノコを使うときれいに仕上がりますよ!
全てカットし終わったら、天板にする板にさっと紙ヤスリをかけます。
そのままでも良いですが、ヤスリがけをすると手ざわりが劇的によくなるのでやっておくのがおすすめ。
2、2×4サポートの取りつけ穴を開ける
お次はキリで穴あけです。
2×4サポートをデスク上のとりつけたい位置において固定し、穴の位置に鉛筆などで印をつけます。
穴の深さは、キリの先端にある太いところが見えなくなるくらい(5mm程度)の浅さでOK。
6つ穴がありますが、6つもネジを締めるのは面倒ですし、強度的に考えても4つつければ十分ですね。
……とわたしが気づいたのは2つ目の印をつけているときなので、この写真では6つ穴をあけています(笑)
結局、ネジは4つしかつけていませんが。
デスクの天板側も、同じように穴をあけていきます。
そのまま木ネジをさしたらいいのに……
そうすると木が割れやすくなりますよ
先に木に穴をあけておけば、
- 木が割れにくい
- 木ネジがまっすぐささる
- 木ネジをさすときに力がいらない
というメリットがあるので、ぜひ穴をあけてからネジ止めをしてみてください!
3、天板を取り付ける
いよいよ、天板を取り付けます。
このとき机の天板と取りつける天板の間(画像の赤でかこんだ部分)にスキマがあると、かなり強度が低くなってしまうのでご注意ください。
取り付けたい位置にしっかり固定してからネジをしめないといけないので、だれかに板を支えてもらうといいかもしれませんね。
わたしは弟にむりやりお願いして手伝ってもらいました。
4、補強のために角材を取り付ける
2×4サポートでくっつけただけでは強度に不安があるので、角材をこのような支えにします。
べつに画像の通りにする必要はありませんが、角材と天板で三角形をつくるように取り付けると強度が上がりますよ。
まず、補強用の角材に穴をあけておきましょう。
角材は細いので、貫通するまで穴をあけておかないとネジを刺したときに割れます。
え?証拠はあるのかって?……わたしが割りました(上の穴を見てください)
穴をあけたら、先にネジもはめておくといいですね。
あとは、適当に角材をつけるだけです。
角材とデスクがきれいな三角形になるようにするのがベスト。
机の奥行きを拡張する方法まとめ
今回は、木製のPCデスクを自分で拡張する方法を解説しました。
2×4サポートを天板に貼りつけるので少し無骨な見た目になりますが、それもまた良きかな……と。
個人的には、普通のデスクより何倍もかっこいいと思ってます。
新しいデスクを買うよりだんぜん安く大きいデスクが手に入るので、ぜひやってみてください!
ちなみに、デスクで長時間パソコンに向かって作業するなら、パームレストがあるとめちゃくちゃ快適になります。
くわしくはこちらの記事をどうぞ!
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