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迷わずできる!自作PCにOS(Windows10)をインストールする手順

自作pcにWindows10をインストールする

やっと自作パソコンを組み立て終わって一息ついたあとに、「Windowsのインストール」というボスが出現します。

完成品パソコンはもともとWindowsが入っているので、やったことがなくて当たり前ですよね。

なので、このように不安に感じると思います。

  • Windows10をインストールする方法がわからない……
  • ちゃんとできるか心配なので手順を確認したい……
  • 注意するポイントを知っておきたい……

わたしは2回インストールしたことがあるのでスムーズにできますが、初めてのときはクリックするたびに「これで大丈夫なのかな?」とビクビクしていました。

そこでこの記事では、自作パソコンにWindows10をインストールする手順をやさしく解説していきます。

2021年10月4日にWindows11が登場しましたが、Windows10よりゲームパフォーマンスが落ちるなど問題が多いのでしばらく様子見が良さそうです

2021/12/12追記:ゲーム性能が落ちる不具合は「KB50006746」パッチで修正されました

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インストールする前の準備

Windwosのインストールで失敗しないために、ぜひやっておきたい準備を紹介しますね。

余計なドライブを外しておく

Windowsをインストールする前に、余計なドライブ(SSDやHDD)をすべて外しておきましょう。

サナ
サナ

余計なドライブって?

がーと
がーと

Windowsをインストールしないドライブです

インストールのときにはドライブの中身を確認できないので、まちがったドライブを選択してしまうことがよくあります

実際の画面はこんな感じ。

自作PCにWIndows10をインストール

中身に何も入っていないならまだマシですが、なにかデータが入っていた場合すべて消えてしまうという恐ろしいことに。

サナ
サナ

よく見て選べば大丈夫じゃないの?

がーと
がーと

マザーボードにあるコネクタの場所で「ドライブ0」という数字が決まるので、滅茶苦茶ややこしいんです

こればかりは何回もやっている上級者でもミスをするので、ホント怖いです。

そんな作業を初心者がやろうとするのは、のび太がジャイアンにケンカを売るようなもんですよ(笑)

なので、そもそもWindowsをインストールするドライブ以外を外しておけば、100%正しいドライブにインストールできるというわけ。

自作PCにWIndows10をインストール

↑こんなふうに、ドライブが1つだけなら迷わないですよね。

ぜひ、Windowsをインストールするときは余計なドライブを外しておきましょう!

Wi-fiやLANに接続しておく

絶対必要ではありませんが、インストールする前にインターネットに接続しておくと、後から設定しなくていいので楽です。

Wifiに接続する方法はこちらの記事で解説していますよ。

>>>自作PCでWi-Fiを使うための3つの方法とメリット・デメリットを紹介

自作PCにWindows10をインストールする手順

Windowsをインストールする手順はざっとこんな感じです。

自作PCにWindowsをインストールする手順

  1. インストール用USBメモリを本体のUSBポートに接続
  2. Bios(UEFI)画面に入り、ブートドライブを選ぶ
  3. 言語などを設定し、プロダクトキーを入力
  4. OSの種類を選ぶ(自分でUSBメモリを用意した場合)
  5. インストールの種類を選ぶ(SSDを流用したとき)
  6. インストール場所を選ぶ
  7. 指示にしたがってアカウントなどを設定

それぞれ詳しく解説していきますね!

1、インストール用USBメモリを本体のUSBポートに接続

まず初めに、インストール用のUSBメモリを自作パソコン本体のUSBポートに差し込みます。

フロント(前面)ではなく背面のUSBポートを使うと安心ですね。

パソコンの裏側、ioパネル

ダウンロード版のWindwosを購入した場合は、インストール用USBメモリが手元にないかもしれません。

でもUSBメモリとパソコンさえあれば作れますよ!

私はこのUSBメモリを買いました。転送速度が速く、スムーズにインストールできたので助かりましたね。

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USBメモリが用意できたら、Microsoft公式サイトからWindowsメディア作成ツールをダウンロードします。

USBメモリの中のデータはぜんぶ消えるので、必要なデータは他の場所へ移しておきましょう。

>>>Windows10をダウンロードする

ダウンロードされたファイルをダブルクリックするとツールが立ち上がるので、あとは指示にしたがって作成するだけです。

2、Bios(UEFI)画面に入り、ブートドライブを選ぶ

USBメモリを接続したら、いよいよパソコンの電源を入れます。

すると、こんな感じにマザーボードのメーカーロゴが表示されるはず。

自作pcにWindows10をインストールする

この画面からBios(UEFI)に入るには、あるキーを押す必要があります。

Biosというのは、ハードウェア(マウス、CPUなど)を管理している基本的なプログラムのことです。

サナ
サナ

なんでそんなボカした言い方なの?

がーと
がーと

メーカーによってBiosに入るためのキーが違うんですよ……

でも、たいていはこの画面のどこかに書いてあるので大丈夫です!

わたしのマザーボードだと右下にありますね。

自作pcにWindows10をインストールする

拡大してみましょう。

自作pcにWindows10をインストールする

いちばん上に

Press F2 or DEL to run UEFI Setup

と書いてあります。

がーと
がーと

「F2キー」か「DELキー」を押すとUEFIが起動します、という意味ですね

おもむろに「F2キー」を押して、UEFIを起動。

すると、こんな感じの数字が並んでいる画面になるはず。

自作pcにWindows10をインストールする

※マザーボードのメーカーによって画面がちがいますが、基本的な操作は同じです。

この画面から右下の「ブート優先順位」のところで、USBメモリを上にドラッグします。

自作pcにWindows10をインストールする

順番が変わったら、上の「保存して終了」を押すだけ。※設定後の写真をとりわすれたので、画像では順番が変わっていません

自作pcにWindows10をインストールする

これで、USBメモリの中に入っているWindowsセットアッププログラムが起動します。

3、言語などを設定し、プロダクトキーを入力

しばらく放置しておくと、こんな画面が出てきます。

自作pcにWindows10をインストールする

一応日本語になっているか確認して、「次へ」をクリックします。

自作pcにWindows10をインストールする

もちろん「今すぐインストール」ですね。

しばらく待つと、ライセンス認証をしろと言ってきます。

自作pcにWindows10をインストールする

すなおにWindowsが入っていたパッケージにある「プロダクトキー」を入力。

右下にある「プロダクトキーがありません」を押すと、インストール後に入力することもできます

マザーボードを取りかえたときなど、前のパソコンからライセンスを使い回すときは「プロダクトキーがありません」を選びましょう。

4、OSの種類を選ぶ(自分でUSBメモリを用意した場合)

パッケージ版のWindows10を買わずにインストール用USBメモリを自分で用意した場合は、OSの種類を聞かれることがあります。

自作pcにWindows10をインストールする

その場合、必ず自分がプロダクトキーを持っているWindowsを選びましょう

おもな種類はこんな感じです。

  • Home – 家庭用
  • Pro – 会社など
  • Education – 教育機関用
サナ
サナ

何が違うの?

がーと
がーと

「Pro」や「Education」は組織がパソコンを管理しやすい機能がついているんです

次へすすむと利用規約が表示されるので、「同意します」にチェックを入れて再び「次へ」。

5、インストールの種類を選ぶ(SSDを流用したとき)

Windowsが入っているパソコンからSSDを流用したときは、入っているアプリを残すか残さないか聞かれます。

まったく違うパソコンでファイルなどを引き継ぐとトラブルのもとなので、よほどの理由がないかぎり「カスタム Windowsのみをインストールする」を選んだほうが無難。

6、インストール場所を選ぶ

いよいよWindows10をインストールするドライブを選びます。

……といっても、ドライブを1つしか接続していないので迷うことはありません。

「ドライブ0の割り当てられていない領域」を選び、新規パーティション(ドライブ内の区画)を作成します。

いろいろと3つくらい出てきますが、気にせず「プライマリ」と書かれたものを選んで次へ。

ここから10分ていど待たされるので、コーヒーでも淹れに行くといいですね。

自作pcにWindows10をインストールする

参考:SSDを流用している場合

Windowsが入っていたSSDを使う場合、もともとパーティションがいくつかに別れていることがあります。

そういうときは、いったんすべてのパーティションを削除してしまいましょう。

といっても難しい作業は必要ありません。削除したいパーティションを選び、下の「削除」ボタンを押すだけです。

本当に消していいか聞かれるので、OKをクリック。

これを繰り返すとすべてのパーティションが消えて、新品のSSDを接続したときと同じこの画面になりますね。

自作PCにWIndows10をインストール

7、指示にしたがってアカウントなどを設定

あとは、ほぼ「次へ」をポチポチしていくだけです(笑)

自作pcにWindows10をインストールする

こちらでよろしければ「次へ」。

自作pcにWindows10をインストールする

こちらで(省略

自作pcにWindows10をインストールする

英語キーボードも使うなら、「レイアウトを追加」します。

よくわからないなら「スキップ」でOK

自作pcにWindows10をインストールする

「個人用に設定」を選び、次へ。

サナ
サナ

「組織用」はどんなときに使うの?

がーと
がーと

会社に備え付けのパソコンなどです

自作pcにWindows10をインストールする

マイクロソフトアカウントでログインしろと言ってくるので、メールアドレスとパスワードを入力してログイン。

持っていない or ログインしたくない場合は「オフラインアカウント」を選択すると、今までのWindowsのようにそのパソコンだけのアカウントを作成できます。

インターネットに接続していないパソコンの場合もオフラインアカウントを選びましょう。

自作pcにWindows10をインストールする

いろいろとありますが、気にしないならそのままでOK。

わたしは気にするのですべてOFFにしました。

自作pcにWindows10をインストールする

OS(おせっかいシステム)らしく、スマホを登録しろとおっしゃります。

したければ電話番号を入力。わたしはしません。

あとの2つもお好みで設定しましょう。ホントおせっかいなシステムですね……

自作pcにWindows10をインストールする
自作pcにWindows10をインストールする

しばらく待つと、デスクトップが表示されてWindows10が使えるようになります。お疲れさまでした!

自作pcにWindows10をインストールする

UEFIに入れれば後はどうにかなる:まとめ

今回は、自作パソコンにOS(Windows10)をインストールする手順を解説しました。

自作PCにWindowsをインストールする手順

  1. インストール用USBメモリを本体のUSBポートに接続
  2. Bios(UEFI)画面に入り、ブートドライブを選ぶ
  3. 言語などを設定し、プロダクトキーを入力
  4. OSの種類を選ぶ(自分でUSBメモリを用意した場合)
  5. インストールの種類を選ぶ(SSDを流用したとき)
  6. インストール場所を選ぶ
  7. 指示にしたがってアカウントなどを設定

ほとんど指示にしたがって操作するだけなので、落ち着いてやれば怖がることはありません。UEFI画面に入るところがいちばん大変かなと。

逆にいうと、UEFIに入れれば楽勝です。

ポイントは、インストールする前に余計なドライブを外しておくこと。これだけで、失敗するリスクがかなり減りますよ!

COMMENT

  1. m_niitsuma2002@yahoo.co.jp より:

    大変丁寧な、解説でWindows導入までの手順がかかれていて参考になりました。 ありがとうございました。
    そこで、一つだけ付け加えていただきたいのがインストールされる側のSSDのフォーマットの件ですね。
    買ってきたパソコンのSSDは当然OSがインストールされているのでフォーマット済のSSDですが、自作PCの場合は当然SSDも未フォーマットの物が搭載されている。だから、手持ちのパソコンにつないで新品のSSDをフォーマットする手順が必要と思われますので、その点をインストールする前準備に追記されるとより分かりやすいかと存じます。

    • がーと がーと より:

      お役に立ててよかったです!フォーマットはインストール時に自動でやってくれるので、わざと書いていません。

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