長時間タイピングしていても疲れないキーボードといえば、「赤軸キーボード」が有名ですよね。
でも、メンブレンキーボード(一般的なキーボード)と比べると高価なものが多いので、
お財布にやさしくて実用的な赤軸キーボードはないの?
と悩んでいる方も多いと思います。
1万円以下で、使い心地にもこだわりたい!
そんな方にぴったりなのが、Cherry赤軸スイッチを採用しているゲーミングキーボード「XPG SUMMONER」です!
この記事では、キーボードを365日使っている私「がーと」が、XPG SUMMONERの魅力や使い心地をレビューします。
- 1万円以下でコスパ最高の赤軸キーボード
- 音量調節&ミュートボタンが便利
- パームレストもセットになっている
XPG SUMMONERの3つの魅力
そもそも「XPG」ってどこのブランド?
聞いたことないんだけど……
「XPG」というのは、USBフラッシュメモリなどで有名な「A-DATA(エーデータ)」のゲーミングブランドです。
A-DATAは、DRAM(パソコンのメモリ)市場で世界2位のシェアを誇る台湾のメーカー。2001年からメモリを開発している、歴史ある企業です。
そんなXPGから販売されているのが、こちらの「XPG SUMMONER」というメカニカルキーボード。
では、XPG SUMMNERの3つの魅力を見ていきましょう。
1万円以下でコスパ最高の赤軸キーボード
XPG SUMMONERは、
- 高級感がある金属ボディ
- JIS配列(大きいエンターキー)仕様
- 好きなように光らせられるLED
- メンテナンスがしやすいキーキャップ
- タイピング中に位置がずれない重さ
と、これでもかというほど機能が詰め込まれている1万円以下でコスパ最高の赤軸キーボードです。
しかもパームレストまで付いてきます(笑)
こんなに安いと耐久性が心配だな……
5000万回の耐久試験をクリアしているので安心ですよ
一般的なメンブレンキーボードは良いものでも1000万回くらいなので、XPG SUMMONERは5倍以上の耐久性があるということです。
ところでLEDはずっと点灯してるの?
もしウザかったら消して使いたいんだけど……
LEDの明るさは、簡単にゼロにできます
明るさもカンタンに変えられるので安心ですね!
音量調節&ミュートボタンが付いている
ゲームをしているときに話しかけられて、とっさに音量を下げたりミュートにしたくなることってありますよね。
でも全画面でゲームをしていると、どうしても音量を調節するのに時間がかかってしまいます。
そんなときに役に立つのが「メディアコントロールキー」。
テンキーの上にある横長なローラーが音量調節で、左側にあるのがミュートスイッチになっています。
メディアコントロールキーのおかげで、ゲーム中でも右手を少し動かすだけでササッと音量調節ができてしまうんです!
地味に便利なんですよね、これが
ローラーをくるくる回すと画面上にこのようなバーが出現するので、数値を見て調節することもできます。
パームレストもセットになっている
パームレスト(リストレスト)は、長時間パソコンを使うなら絶対必要なアイテムです。
パームレストがないと手首に角度がついてしまい、タイピングがしにくいだけでなく腱鞘炎(けんしょうえん)の原因にも。
でも、パームレストに何千円も払うのはツラい……
XPG SUMMONERにはパームレストが付いてきます!
手前の細長いものがパームレストですね。
大きさもちょうどよく、XPG SUMMONERとマッチしたデザインになっています。
おまけってことは、あんまり期待できないんじゃない?
とんでもない!
実際に使ってみるとそこまで安っぽい感じもしませんし手触りも心地良いので、どう考えてもおまけ以上のクオリティです。
ただでさえ安いのに、パームレストまで付けて大丈夫なのか?と心配になってきました(笑)
ただ、私的にはもう少し高さがあるほうが好みなので、現在は自分で作ったパームレストを使っています。
>>>【不器用でもOK】木製パームレストをたった10分で自作する方法
XPG SUMMONERの残念なところ
残念なところはそんなにありませんが、あえて言うなら
- キーキャップ外しが使いにくい
- 説明書が英語しかない
- ケーブルが硬くて取り回しにくい
の3つですね。
それぞれくわしく説明します。
キーキャップ外しが使いにくい
付属のキーキャップ外しはごく簡易的なものなので、外すのに少し力がいります。
しかもキーキャップに強く押し付けるため、傷がつかないかヒヤヒヤしました。
なので、付属のものは「おまけ」と考えて別売りのキーキャップ外しも買っておくと安心ですね。
説明書が英語しかない
XPG SUMMONERに付いてくる説明書は、残念ながら英語仕様のものしかありません。
え?英語読みたくないんだけど……
ネット上で日本語版が見れます
内容は少し違いますが、基本的な操作方法はどちらにも書いてあるので、とりあえずこの日本語版を見ておけば大丈夫ですね。
>>>ゲーミングキーボード XPG Summoner クイックスタートガイド
ケーブルが硬くて取り回しにくい
XPG SUMMONERのケーブルは普通のキーボードやマウスのものより硬いので、なかなか思うように扱えません。
私ももう1か月以上使っていますが、いまだに箱に入っていたときの折れ目が残っています(笑)
なのでデスク周りの見た目にこだわりたい方の場合、ケーブルが扱いづらくて苦労するかもしれませんね。
XPG SUMMONERのタイプ音
XPG SUMMONERを実際に使ってみると、赤軸らしい「カタカタ……」というタイプ音がめちゃくちゃ心地いい。
というのは私の主観なので、実際のタイピング動画をご覧ください。※寿司打をやってます
音が気にならない環境(自宅など)で使うにはいいですが、公共の場ではちょっと……という感じですね。
どうでもいいですが、このためだけにYouTubeチャンネルを作りました(笑)ぜひチャンネル登録お願いします
XPG SUMMONERの口コミ・評判
XPG SUMMONERの口コミを、Twitterから5つ拾ってきました。
いや~、びっくりするほど絶賛されてますね!
ファームウェアの不具合っぽいツイートもありますが、私が使った感じ正常でした。
最新バージョンでは改善されているので、とくに気にしなくてもいいかと。
XPG SUMMONERの外観や付属品など
XPG SUMMONERの外観や付属品を紹介します。
届いて外箱を開けてみると、黒をベースにした高級感のあるパッケージが。
中身も黒で統一されていてかっこいいですね。
本体の重さは約974グラムでした。これなら、多少乱暴にタイピングしてもキーボードが動くことはなさそうですね。
どうりでずっしり重いわけです……
付属品は、
- キーボード本体
- パームレスト
- 説明書
- キーキャップ&キーキャップ外し
の4つです。
キーキャップ外し???
このようにキーを外すための道具ですね
メカニカルキーボードは、ホコリや汚れががたまってきたらキーキャップをすべて外して掃除できるんです!
ん?USBケーブルが2つ付いているけど……
どっちをつなげば良いの?
「EXT」と書いていないほうです
「EXT」のほうはUSBパススルーポートといって、キーボードからスマホを充電したりするときに使うやつですね。
使わないなら、どこにもつながなくてOKです。
XPG SUMMONERを1か月使ってみた感想
XPG SUMMONERを使ってみた感想を一言でいえば、
考えた文章が画面にスッと出てくる
これに尽きます。
今まで使っていたキーボードは800円くらいのメンブレンだったので、強めにキーを押す必要がありました。
でもXPG SUMMONERはキーを押すのにあまり力がいらないので、驚くほどスムーズにタイピングができるんです。
ここまで4,500字くらい打ってきましたが、手は全然疲れていません。
頭は疲れてきました(笑)
もちろんゲームも快適で、前のキーボードより素早く視点を切り替えられるようになったので感動しました。
ほんとすごいキーボードなので、自分のスペックが追いつかない(笑)
毎日キーボードを使っている方には、ぜひ思い浮かべた文字がスッと画面に出てくる快感を味わってほしいです!
XPG SUMMONERのLED点灯パターン
XPG SUMMONERのデフォルトLED点灯パターンは6つ。
点灯パターンは、右下のfnキーを押しながら左右の矢印キーを押すと変わりますよ。
並べてみるとこんな感じ。
- 常時点灯
- 一定の間隔で点滅
- 押したキーが点灯
- 押したキーから光が広がる
- 順番に色が変わる
- 横に色が流れる
LEDの発光パターンはこちらの再生リストにまとめているので、ぜひご覧ください!
1万円以下でコスパ最強なので、毎日キーボードを使うなら買って損はない:まとめ
今回は、XPG SUMMONERを買ってから1か月たったのでレビューを書いてみました。
- 1万円以下でコスパ最高の赤軸キーボード
- 音量調節&ミュートボタンが便利
- パームレストもセットになっている
- キーキャップ外しが使いにくい
- 説明書が英語しかない
- ケーブルが硬くて取り回しにくい
このキーボードは、まぎれもなく1万円以下でコスパ最強です。
キーボードを毎日使っている方は変えるだけで仕事がはかどりますし、ゲームをするときにもLEDを光らせて楽しめます。
私は8か月ほど800円のキーボードでブログを書いていましたが、XPG SUMMONERを使ってみて「ブログ始めたときに買っておくべきだった……」とつくづく後悔しました。
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