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【迷わずできる】自作PCの起動後に最低限やるべきこと4つ

自作PCの初期設定

自作PCを組み立ててUEFIが起動すると、

っしゃああああ!

と叫びたくなりますよね。CPUグリスやケースの配線で悪戦苦闘したからこその喜びです。

でも興奮が冷めてくると「次どうすればいいんだっけ……?」と悩んでしまいますよね。私はこれまで2回ほど自作PCを組んでいますが、2回目でも「次どうすれば?」と思う場面がありました。

そこでこの記事では、自作PCが起動してからやるべきことを4つ順番に紹介します。あまり難しくないのでまず失敗することはありませんが、手順を知っていたほうがスムーズにできますよ。

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まずはUEFI(Bios)でパーツが認識されているか確認

無事に電源が入って最初にやることは、喜びの舞い……ではなくパーツがちゃんと認識されているかの確認です。

Bios画面で

  • CPUの型番
  • グラボの型番
  • メモリの容量
  • ストレージの容量

を見て、自分が組み込んだパーツがきちんと認識されているかチェックしましょう。

サナ
サナ

起動したから正常なんでしょ?

チェックする必要ある??

がーと
がーと

起動したからカンペキとはいえないんですよ……

たとえばメモリを2枚指している場合、1枚が接触不良や初期不良で認識されていなかったとしても正常に起動します。もちろんWindowsもインストールできるので、よく見ないとわかりにくいんですよね。

ちゃんと認識されていないパーツがあると後から不具合が出てくることがあるので、最初にきっちり確認しておくと良いですね。

UEFI

UEFIはマウスが使えるので、まず操作に戸惑うことはないはずです。

自作PCの初期設定(セットアップ)

自作PCを組み立ててUEFI画面を確認した後にやっておくことはこの4つです。

自作PCが起動した後にやること

  • Windowsをインストール
  • ドライバが当たっているかチェック
  • 追加のSSD、HDDを認識させる
  • (GeForceのみ)グラフィックパフォーマンスを「最大」に

自作PCは完成品のPCと違い、組み立てただけでは動きません。この4つをクリアすると、やっとパソコンとして使えるようになりますよ。

それぞれくわしく解説していきます。

OS(Windows)をインストール

まずはPCを動かすためのOS(Windows)をインストールします。完成品だと元から入っているので、初めての自作PCだと戸惑うことがあるかもしれません。

でも基本はソフトをインストールするのと変わらないので、安心してください!

サナ
サナ

インストールするときの注意点とかある?

がーと
がーと

OSをインストールしないSSD・HDDを外しておくことです

Windowsをインストールするときにインストール先のストレージを選ぶ画面があるんですが、よく見ないとどれが目的のストレージなのかわかりにくいんです。

実際の画面はこんな感じ。

自作PCにWIndows10をインストール

もし間違えてデータ用のHDDにインストールしてしまったら、起動が遅くなって本来の性能が出せませんよね。

ほかのストレージを外しておけば、インストール先が1つしかないので絶対に間違えません。

自作PCにWIndows10をインストール

たとえばマザーボードに取り付けたM.2 SSDにインストールしたい場合は、それ以外のSSDやHDDのケーブルを外しておきましょう。

あとは指示にしたがって進めていくだけですね。

自作PCにWindowsをインストールする手順

  1. インストール用USBメモリを本体のUSBポートに接続
  2. Bios(UEFI)画面に入り、ブートドライブを選ぶ
  3. 言語などを設定し、プロダクトキーを入力
  4. OSの種類を選ぶ(自分でUSBメモリを用意した場合)
  5. インストールの種類を選ぶ(SSDを流用したとき)
  6. インストール場所を選ぶ
  7. 指示にしたがってアカウントなどを設定

くわしくはこちらの記事で解説していますよ!

>>>自作パソコンにOS(Windows10)をインストールする手順【迷わずできる】

Windows11のインストール方法も書きました。

>>>【画像23枚】自作PCにWindows11をインストールする方法

ドライバが当たっているかチェック

Windowsがインストールできたら、次はデバイス・ドライバが当たっている(きちんとインストールされている)かチェックしましょう。

サナ
サナ

ドライバ????

がーと
がーと

Windowsが各パーツをうまく制御するためのプログラムです

ほとんどのドライバはWindowsに付いているので、起動した時点でだいたいのパーツが使えるはず。ただマザーボードのライティング機能やファン制御機能などは専用のドライバがないと動かないことが多いですね。

ドライバが当たっているか確認するには、スタートボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」を開きます。

デバイスマネージャー

ここで注意マークが表示されていなければ何もする必要はないです。

「不明なデバイス」などと表示されている場合は、マザーボードのメーカーサイトから最新のドライバをダウンロード&インストールしましょう。

「マザーボードの型番+ドライバ」で検索すると公式サイトが出てきますよ。ドライバといっしょにノートンセキュリティーの体験版などがあるかもしれませんが、無視してOKです。

追加のSSD、HDDを認識させる

ここまでの手順で、もうPCが使えるようになりました。

でも……なにか忘れてないですか?

そう!Windowsをインストールするときに外したSSDやHDDです。

ケーブルを接続しただけでは使えないので、Windows上でフォーマットする必要があります。

くわしくはこちらの記事で解説していますよ。

>>>SSD・HDDをフォーマットする方法

(GeForceのみ)グラフィックパフォーマンスを「最大」に

最後はグラボが本気で仕事をしてくれるように、グラフィックパフォーマンスを「最大」にします。

まずデスクトップ上のなにもない所で右クリックし、「NVIDIA コントロールパネル」を選択。

開けたら、下の方にある「電源管理モード」を見てみてください。

NVIDIA コントロールパネル

デフォルトでは最適電力になっているので、「パフォーマンス最大化を優先」に変更しておきましょう。

これでグラボがフルパワーで動いてくれるようになりました!

自作PCを組み立てた後にやることまとめ

自作PCが起動した後にやること

  • Windowsをインストール
  • ドライバが当たっているかチェック
  • 追加のSSD、HDDを認識させる
  • (GeForceのみ)グラフィックパフォーマンスを「最大」に

今回は自作PCの起動後にするセットアップを解説しました。

ぶっちゃけWindowsがインストールできたら動くんですが、パーツやドライバを確認しておくとあとから不具合が出にくいので、多少面倒でもやっておくのがおすすめです。

ちなみに私はセットアップ直後にバックアップの自動化もやっています。後回しにすると忘れるので……。自動化ソフトは「BunBackup」が使いやすくておすすめですよ。

>>>【PCユーザー必見】BunBackupの使い方と自動バックアップ方法

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