新品と中古パーツ両方使ってコスパ最強の自作PCを組む方法

自作PCを組みたい！と思う学生の方の一番の悩みはズバリ

費用

ですよね。

なぜ言いきれるかって？

安定した収入源がないので、社会人のように予算をぶち込むことができないのです。

でも、新品パーツと中古パーツを両方使うことで、手頃な価格でコスパの良いPCを組むことができますよ！

具体的に言うと、

「初心者は中古で組まないほうが良い」という声も聞きますが、これは「初心者は（どのパーツがこわれやすいかわからないから）中古で組まないほうが良い」ということです。

中古で買うべきでないパーツを知っておけば問題なし！

この記事では、自作経験者のわたし「がーと」が新品と中古パーツを両方使ってコスパの良い自作PCを組む方法をていねいに解説します。

新品パーツと中古パーツを両方使う理由

自作PCのパーツには、コスパを良くしようと思うと

があります。

PCパーツと一口に言っても、壊れやすいものと、まず壊れないものがあります。

わたしが新品と中古の両方を使うことをおすすめする理由は、

というように、故障のリスクを減らしつつできるだけ安く組めるからです。

具体的に見ていきましょう。

新品購入をおすすめするパーツ

新品購入をおすすめするパーツ＝壊れやすいパーツ

マザーボード

マザーボードは、コンデンサーなどの熱に弱い部品をたくさん使っているのでこわれやすいです。

さらに、壊れた場合ほかのパーツを巻き込んで、ほかのパーツまでだめになることもあるので、新品をおすすめします。

価格面でも新品と中古の価格差は大したことがないという、中古を買う理由が見つからないパーツです。

グラフィックボード

グラフィックボードは、発熱量が多いため劣化があるパーツです。

しかも、一時期ブームになったマイニングに使われていたものがあるので要注意です。

マイニングに使われていたグラフィックボードは常時フル稼働していた可能性が高く、かなりダメージが蓄積しているのでいつ壊れるかわかりません。

HDD・SSD

HDD・SSDも使用により劣化するので新品一択です。

しかも、HDD・SSDは大切なデータを記録しておくものです。当然ですが中古は新品より故障率が高いのでおすすめできません。

たかが数千円をケチってデータを吹き飛ばすことになると悲しいので、中古との価格差は保険です。

電源ユニット

電源ユニットも、使用による劣化が激しいパーツです。しかもコンデンサー満載。長年使っているとどんどん電圧が低下してきます。

壊れるとほかのパーツを巻き込みやすい厄介なパーツでもあるので、新品をおすすめします。

ケース

ケースは中古でもいいですが、ネジ穴が潰れている可能性もありますし、新品と中古の価格差がそれほどでもないので新品がおすすめです。

最近のケースは質がいいので、低価格なものでも十分使えます。

光学ドライブ（DVD/Blue-ray）

光学ドライブをつけようと思う方はほとんどいないと思いますが一応。

あまり知られていませんが、光学ドライブはけっこうデリケートなので新品を強く推奨します。

わたしは中古でDVDドライブを買ったとき、見事に不良品に当たりました。

中古を使うべきパーツ

続いて、中古を買うべきパーツを紹介します。

この2つです。

どちらも、故障率か低めのパーツなので、中古を使っても故障率はほぼ変わらないです。でも、中古のほうが安いのでめっちゃお得です！

注意点などを見ていきましょう。

CPU

CPUはまずこわれないうえに、中途半端にこわれることもないため動作確認済みの中古は安心して使えます。

intelの場合、CPU型番の末尾に「K」がついているものはオーバークロックされていた可能性が高いのでふつうのCPUよりダメージがたまっています。

気になるならやめておきましょう。

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メモリー

メモリーも、劣化しにくいパーツなので中古を買っても問題ありません。

ただ、場合によっては新品の2枚セットのほうが安いことがあります。念のため新品の価格もチェックしておくと良いかもしれません。

中古を活用すると安く自作できる：まとめ

今回は、コスパ最強なPCを自作するとき中古で買うべきパーツ・新品で買うべきパーツを解説しました。

この記事ではマザーボードは新品をおすすめしていますが、わたしのメインPCのマザーボードは中古です。

1年は持ちこたえましたが、どうなることやら……